CRCが活躍する医療機関は様々あり、働き方もそれぞれ異なります。
当コンテンツでは、総合病院やクリニックで働くCRC、
またグループ長として活躍するCRCのある1日の流れをご紹介いたします。
担当の医療機関に出勤し、院内の朝礼に参加する。
来院された患者さんの診察や検査に同席する。治験の手順通りに行われているかを確認するとともに、患者さんの状態の変化も併せて確認。
事前にCRCがヒアリングを行うことで、より正確な情報を聞き取ることができます。時には患者さんの疑問や不安に寄り添い、一番近い存在としてサポートします。
医療機関内の食堂を利用する日もあれば、同じグループのCRCと談笑しながら一緒にお弁当を食べることもあります!
午前中に来院された患者さんの報告書を作成する。
PCやカルテと向き合う事務業務もCRCにとって重要な業務の一つです。書類作成のルールに則って作成するため、規律性や正確性が重要です!
治験の参加候補となる患者さんをカルテから探す。
治験実施計画書に記載されている治験の参加条件と、カルテを照らし合わせながら業務を進めます。
治験の参加候補となる患者さんを医師に提示し、話し合いを行う。
治験は先生の協力が必要不可欠なので、先生とのコミュニケーションは非常に重要です!
担当の医療機関に出勤し、メールチェックを行う。
早朝から対応する要件がない場合は10時過ぎに出勤するなど、プライベートのスケジュールや治験の状況に合わせてスーパーフレックス制度を活用しています!
初めて治験の説明を受ける患者さんが来院。治験の進め方や注意事項などを丁寧に説明する。次回以降の来院スケジュールの確認、服薬指導も行う。
治験薬は、必ず決められた手順で服用していただく必要があるため、患者さんが飲み忘れてしまわないようにチェックシートを作成するなど、必要に応じて工夫が必要です。
近くのエリアの医療機関を担当している社内グループメンバーと進捗状況を共有する。
総合病院などで働くCRCと同じく、グループで治験に取り組んでいます。常にお互いの状況を共有し、お休みをとりたい場合には他のメンバーに代わってもらうなど、グループ内で助け合いながら治験を前に進めています!
外で昼食をとり、担当している別の医療機関に向かう。
複数の医療機関を担当している場合、曜日ごとに訪れる医療機関を分けている場合が多いですが、業務の都合によって別の医療機関に移動する日もあります。
報告書を作成し、翌日の患者さん対応の準備を行う。
CRCは複数の治験を並行して進めるため、計画力やマルチタスクのスキルが身に着きます!
社内学習システムで、次に始まる治験について予習。
隙間時間を活用しながら、自ら新しい情報を収集していくことが大切。CRCには勉強熱心な人が多い印象です!
所属支店に出勤し、メールチェックを行う。
グループ長は、自身もCRC業務に携わるため、医療機関へ直行直帰することも多いです。ここでは、支店での業務がある1日を例として抜き出しました!
同じ支店のグループ長が集まるミーティング。グループごとの状況や課題を擦り合わせ、解決策を練る。
解決策に対してグループ長としてできることや、メンバーへ共有すべきことを話し合い、組織間の架け橋を担います。
社外講師による疾患別勉強会に参加。
疾患別研修や階層別研修などに加え、自由参加の勉強会やワークショップが定期的に開催されています。自分の目指したい姿やキャリアプランに応じて自由に活用できます。
支店で昼食を取り、担当している医療機関に移動。治験の進捗状況やメンバーの状況を確認し、自らもCRC業務に携わります。
グループのメンバーにとって最も身近な存在であり、メンバーの細やかな相談に乗ることも多くあります。日頃からメンバーの状況を把握しておくことで、新たな治験が始まる際には、メンバーの現状や適性を踏まえながら担当を割り振ることができます。
グループで担当している医療機関で発生したアクシデント等の共有や、グループを取りまとめるオフィス長からの連絡事項をメンバーへ伝達します。情報共有や認識の擦り合わせを図ることでメンバーの状況を把握し、業務をスムーズに行えるようサポートをします。
メンバーと個人面談を行い、業務やキャリアについて相談を受けることもあります!
治験の進捗状況や有害事象の確認、この日の患者さん対応の予定などを院内の治験事務局に共有します。